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FOR IMMEDIATE RELEASE

2009年2月3日

ザイリンクス、ますます強まるシステムの高バンド幅化、
低消費電力化要求に対応する新設計のVirtex-6 FPGAファミリを発表

新しいVirtex-6 FPGAファミリで50%の低消費電力化、20%の低コスト化を
達成しながら高性能・高速ネットワーク性能を提供


ザイリンクス社は2月2日(米国時間)、高性能で高い演算能力が要求される電子システムの開発者に対して、より厳しいデザインサイクルおよびより低い開発コストの条件のもとで、「よりグリーンな」製品を開発することを可能とするために、同社のフラグシップ製品である高性能Virtex®FPGAファミリの新世代バージョンを発表した。これまでの世代の製品に比べて最大50%の低消費電力化、20%の低コスト化を達成したこの新しいVirtex-6 FPGAファミリは、柔軟性、ハード知的財産(IP)コア、トランシーバ能力などに加え、新しい標準規格への対応やより高いバンド幅化かつ高性能化に対する厳しい要求条件を満たすことを可能にする開発ツールのサポートなどを、最適な組み合わせで提供する。新世代のVirtexシリーズFPGAを用いて、多くのシステム設計者はワイヤレス/有線通信機器、放送機器、航空宇宙、防衛などのアプリケーションにおけるプログラマブルロジックの強化を図ることができる。

セミコリサーチ社マーケットアナリストのリッチ・ワーズニヤック(Rich Wawrzyniak)は「様々な電子機器において次世代アプリケーションはより高いバンド幅を要求しているが、インフラストラクチャ機器メーカは競争力を高めるために同時にシステムコストや運用コストの低減にも注力している。開発者が、強力な演算能力の要求条件を満たしながら、同時にシステムの単純化と低コスト化を図るという困難な問題に直面していますが、システムにプログラマブルロジックを導入することでこの困難に打ち勝つことが可能になります」と語っている。

関連ニュースにおいて、ザイリンクスは次世代の低コストSpartanR-6 FPGAファミリの発表も行っている。(同時発表のプレスリリース「Spartan-6 FPGAファミリ」を参照のこと。)ザイリンクスのVirtex-6およびSpartan-6 FPGAファミリは、ザイリンクスとサードパーティネットワークが提供するターゲット デザイン プラットフォームのためのプログラマブルシリコンである。今日の経済状況における経済的、市場ニーズ、技術的な挑戦に対応するための統合化されたハードウェアおよびソフトウェアプログラマビリティを要求する電子システムメーカに対して、新しい開発手法と強力なIPを提供するものである。両ファミリとも、開発ツールと、デジタル信号処理(DSP)、高速コネクティビティ、組込みシステムアプリケーションのためのザイリンクス エンジニアリング サービスのサポートを含んでいる。

第3世代のザイリンクスASMBL™アーキテクチャを用いて40nmプロセスで製造されたVirtex-6 FPGAファミリは、新世代の開発ツールと、Virtex-5 FPGAファミリ向けに提供され開発性と設計移行性が保証されている膨大なIPライブラリがサポートされている。競合他社の40nm FPGA製品に比べて15%の高性能化と15%の低消費電力化を達成しているザイリンクスの新デバイスは、1.0Vのコア電圧で動作し、0.9Vの電源オプションも備えている。これらの特長により、システム設計者はVirtex-6 FPGAを使用して「グリーンな」ネットワーク中継局やデータセンタを設計することが可能である。これは通信業界が、インターネットビデオやリッチメディアコンテントの需要をサポートするために次世代システムへ移行する際に特に大きな意味を持つ。

Virtex-6 FPGAのドメイン最適化
Virtex- 6 FPGA ファミリは、様々な顧客のアプリケーションに対応できるように異なった機能の組み合わせを提供し、特定ドメインごとに最適化された3種類のFPGAプラットフォームで構成されている。

Virtex-6 LXT FPGA - 高性能なロジック、DSP、低消費電力のGTX 6.5 Gbpsシリアルトランシーバを必要とするアプリケーション向けに最適化されたプラットフォーム
Virtex-6 SXT FPGA - 超高性能DSPと低消費電力のGTX 6.5 Gbpsシリアルトランシーバを必要とするアプリケーション向けに最適化されたプラットフォーム
Virtex-6 HXT FPGA - 最高11.2 Gbpsまでサポートする64 GTHによる最高速のシリアル接続を必要とする通信用アプリケーションに最適化されたプラットフォーム

先進のシリコン テクノロジ、革新的な回路設計技術、強力なアーキテクチャの組み合わせにより Virtex-6 FPGA は、従来の Virtex デバイスや競合する他社 FPGA 製品に比較して大幅な低消費電力、高い性能、低コストを達成している。Virtex-6 デバイスの採用が特に適しているのは以下の高性能アプリケーション分野である。

ワイヤレス インフラストラクチャ : ザイリンクスとサード パーティによって開発され、最適化された IP との組み合わせによる Virtex-6 FPGA の高い集積度と優れた性能は、電力増幅効率を最高 40 %も高めるクレスト ファクタ リダクション (CFR) やデジタル プレ ディストーション (DPD) のような先進的アルゴリズムの適用を可能とする。これにより運用コストの大幅な低減、たとえば 1 万個の基地局を有する典型的なネットワークの場合に年間 1,800 万ドルもの運用コストの節約が可能である。このようなレベルの電力効率化によって、炭酸ガス放出量で年間 3 万 1,000 トン以上の低減が可能であり、この技術は将来の環境に優しい基地局を提供するための切り札となる。優れた機能と業界をリードする速度性能と低消費電力性を備えた Virtex-6 FPGA は、次世代の 3GPP-LTE (Long Term Evolution: 携帯電話網の次世代通信規格) 対応基地局構築用として理想的なプラットフォームである。

有線ネットワーク : デジタル コンテンツに対する需要の増加は、既存ネットワークのバンド幅を使い果たし、データ センタ用の 40 Gbps/100+Gbps ラインカード、スイッチ、高密度データ ポートといった次世代アプリケーションの開発を加速させている。Virtex-6 FPGA ファミリは、ロジック比率の最適化と幅広の内部データ パスの性能向上が図られており、低レイテンシでより高い総合スループットを提供するマルチ レート トランシーバを含んでいることが特長である。Virtex-6 FPGA ファミリを使用することにより OTU (Optical Transport Unit)-4 フレーミングやコア ネットワークで使用される強化された前方誤り訂正 (EFEC) ソリューションの導入が可能となる。最適化されたロジックとトランシーバの比率により、設計者は Virtex-6 FPGA を用いて 100 ギガビット Ethernet to OUT-4 フレーマと EFEC を実装することができる。また設計者は、高コストでかつリスクの高い ASIC を置き換えることができる。さらに、柔軟性を活用し、他社との差別化要素である独自のアルゴリズムを改善することによって、例えば中継器を用いることなく光伝送距離をさらに延長するような機能拡張を実現することができる。システム消費電力を 40 %以上も低減できる Virtex-6 FPGA の導入は、既存のインフラ ストラクチャおよびシステム消費電力予算内で可能であるため、置き換えにより運用コストの大幅な削減が期待できる。

放送機器 : Virtex-6 FPGA は、現在そして将来の放送機器に対して完全にプログラマブルでコスト効率に優れたソリューションを提供し、同時にビデオ品質面での差別化も可能とする。高速のシリアル トランシーバは放送アプリケーションのあらゆるタイプに対して SD/HD/3G-SDI および組込みオーディオをサポートすることができる。10 Gbps Ethernet に対する完全に集積化されたサポートにより、放送と通信ネットワーク間のブリッジングが可能となり、保存されたコンテンツへの高速のアクセスや検索が可能となる。メモリと DSP の比率が高められたことにより、HD、2 K および 4 K の解像度でリアルタイムの非圧縮ビデオ処理が可能になっている。最適化されたロジック比率と電力管理により、H.264 や JPEG2000 のエンコーディングが可能であると同時に、すべての性能目標に対して消費電力や発熱の管理要求条件を引き下げることができる。

航空宇宙および防衛: 航空宇宙、防衛分野の設計者は通信インフラストラクチャから電子戦、画像処理機器に至る広範囲なアプリケーションにおいて高い計算能力および再構成可能な演算機能を実現するためにFPGAへの依存度を高めつつある。Virtex-6 FPGAはロジック、Block RAM、分散RAMの比率を最適化し、2,000以上のDSPスライスを組み合わせることにより1 T(テラ)MACSを超える業界最高のDSPバンド幅を提供することができる。この計算能力は、450 Gbpsを超えるシリアルバンド幅によって補強され、データをチップ上でもチップ外でも迅速かつ効率的に移動させることができる。この計算能力は完全にスケーラブルであり、最適化により従来世代のテクノロジーと比較して50%以上の総合システム消費電力の低減を可能としている。

供給体制
デバイスの詳細情報とソフトウェアサポートはすでにSpartan-6のアーリーアクセスプログラムを通して利用可能となっている。Spartan-6デバイスは現在サンプル提供中である。
完全に統合化されたソフトウェアサポート、検証済みのIP、リファレンスデザイン、開発ボード、開発キットを含むザイリンクスのターゲット デザイン プラットフォームは2009年下半期に利用可能となる予定である。ザイリンクスのエンジニアリングサービスのサポートもエンジニアリングリソースと一緒にすでに利用可能となっており、顧客の設計チームの補強、専門家による設計面のアドバイス、FPGAの最適化の支援などを行っている。詳細についてはWebサイトhttp://japan.xilinx.com/servicesを参照のこと。

システムアーキテクチャ、システムデザインマネージャ、エンジニアは新しいSpartan-6に関する詳細情報、 または設計を開始するための情報をWebサイトhttp://japan.xilinx.com/6から入手可能となっている。

*Spartan-6ファミリの画像は以下のURLで公開している。
http://japan.xilinx.com/japan/j_prs_rls/2009/images/s6.jpg

※ このプレスリリースに記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

ザイリンクスについて

ザイリンクス社 (NASDAQ:XLNX) は、プログラマブル ロジック ソリューションを提供するリーダである。1984 年に創立され、米国カリフォルニア州サンノゼに本社を持つ。日本においては、1989 年にザイリンクス株式会社を設立し、FPGA および CPLD 製品とその開発支援システムの販売とサポートを積極的に行っている。2009年は米国本社設立25周年、日本法人設立20周年となる。同社についての詳細な情報は日本語対応ホームページ http://japan.xilinx.com/ で公開している。

このプレスリリースに関するお問い合わせは下記へ

ザイリンクス株式会社 マーケティング本部 白土
東京都品川区大崎1-2-2アートヴィレッジ大崎セントラルタワー 4F
TEL: 03-6744-7777 FAX: 03-5436-0532

株式会社井之上パブリックリレーションズ ザイリンクス広報担当 鈴木/関
東京都新宿区四谷4-34 新宿御苑前アネックスビル6F
TEL: 03-5269-2301 FAX: 03-5269-2305

下記のザイリンクス株式会社ホームページもご参照ください。
トップページ: http://japan.xilinx.com/
プレスリリース(日本語) : http://japan.xilinx.com/japan/j_prs_rls/

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