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ザイリンクス社 (本社 : 米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ : XLNX) は 3 月 2 日 (米国時間)、Spartan®-6 FPGA の、高速コネクティビティと高解像度ビデオ性能が求められるアプリケーション向けに最適化された Xilinx® Automotive (XA) ファミリを発表した。車載向けに適したこのデバイスは、車載インフォテイメントやドライバ アシスタンス、ドライバ インフォメーション、車内ネットワークなどのシステムにおけるコスト削減に求められる柔軟性、拡張性、統合性を提供する。
XA Spartan-6 FPGA は、2010 年内に発表予定のザイリンクス インフォテイメント コンパニオン チップ ターゲット デザイン プラットフォームの基盤をなすシリコン デバイスでもある。車載製品開発者は XA Spartan-6 FPGA を標準プロセッサや特定用途向け標準製品 (ASSP) のコンパニオン チップとして用いることにより、拡張性の高いインフォテイメント製品を迅速に設計することが可能になる。ザイリンクスは、ドイツのニュールンベルクで 3 月 2 〜 4 日に開催された Embedded World 2010 (ホール 12、ブース番号 12-515) で、この新しいプラットフォームのデモンストレーション バージョンを紹介した。
ザイリンクスの車載/コンシューマ/ISM ビジネス担当バイス プレジデントであるハービー スティール (Harvey Steele) は、「車載製品開発者は、インフォテイメントやドライバ アシスタンス、ドライバ インフォメーション システムなど次世代アプリケーションのユーザー エクスペリエンスを高めることが求められています。しかも、リソースや予算が削減され、市場投入までの期間が短縮しているなかで達成しなくてはならないのです。XA Spartan-6 FPGA はこうした技術的課題に対処するため、拡張性の高いアーキテクチャや、増大されたコネクティビティ オプション、より高度化された統合性に加え、業界をリードする品質と価値を提供します。また、ターゲット デザイン プラットフォームというアプローチによって、ザイリンクスの新デバイスを使ったデザインがより容易になるだけでなく、システムのトータル コストの削減も容易にします」と述べている。
XA Spartan-6 FPGA ファミリ
XA Spartan-6 FPGA は、ロジックおよび統合された機能の組み合わせを最小のコストで提供するだけでなく、集積度やパッケージのオプションも幅広く、デザインの拡張性を利用して複数の車載プラットフォームにわたってデザインすることが可能になる。XA Spartan-6 LX FPGA は、最大 75,000 のロジック セル、3.1M ビット のブロック RAM、132 の専用 DSP スライスを提供し、250MHz で大量のパラレル プロセッシングを可能にするほか、内蔵メモリ コントローラによって最高 800Mbps のメモリ アクセス レートに対応できる。また、ハードコードのメモリ コントローラを採用したりメモリ容量を拡大していることによって、ビデオ フレームのバッファリングの高速化が可能になり、ドライバ アシスタンス、インフォテイメント、ハイブリッド ドライバ インフォメーション システムといった視覚ベースの各種システムにも利用できる。
XA Spartan-6 LXT FPGAは 3.125Gbps の低消費電力シリアル トランシーバと PCI Express® インターフェイス コアを内蔵しており、車載インフォテイメント システムにおけるチップ ツー チップ通信に理想的である。また、高速インターフェイス機能と高いクロック スピードを備えているため、低コストのカメラ インターフェイス機能やドライバ アシスタンス アプリケーションの処理性能要件にも良くマッチする。さらに、同日に発表された、XA Spartan-6 FPGA 向けに最適化された最新の Automotive Pixel Link (APIX) コア (別プレスリリースを参照) を利用することにより、ひとつのデバイス上に広帯域幅ビデオ リンクを複数統合することも可能になる。
インフォテイメント コンパニオン チップのデモンストレーション
ザイリンクス インフォテイメント コンパニオン チップ ターゲット デザイン プラットフォームは、シンプルなものから複雑なものまで多様なコンパニオン チップ アーキテクチャに対応可能で、このプラットフォームのデモンストレーションでは、広く使われているホスト プロセッサの多くが対応していない車載特有の要件を満たす XA Spartan-6 FPGA の柔軟性について特に焦点を当てて紹介している。特殊なインターフェイス タスクや高速プロセッシング タスクをベース プロセッサから FPGA に移し、システム パーティショニングの最適化とパフォーマンスの最大化が可能になる点を実演している。
ザイリンクス アライアンス パートナーの長年のメンバ企業であるザイロン社が開発したハードウェアおよびソフトウェア両方のコンフィギュレーション済みビルディング ブロックは、自動車特有のインターフェイスやペリフェラルを備えているだけでなく、ビデオ キャプチャとプロセッシング、グラフィックスのアクセラレーションとディスプレイ、車内ネットワーク機能向けの幅広い IP を用意しており、迅速なシステム デザインが可能になる。さらに、ドータ カードや、インターフェイスのカスタマイズを可能にする拡張スロットを利用できるほか、汎用シリアル/パラレル データポート、USB、業界標準の PCI Express シリアル インターフェイスを介してさまざまなホスト プロセッサに接続が可能で、プラグ アンド プレイ開発が容易になる。また、設計のし直しを最小限に留めて、幅広いアプリケーション デザインに適合させることが可能である。
価格設定と供給体制
XA Spartan-6 FPGA は、一部を 2010 年後半に出荷開始を予定している。いずれのデバイスも、集積度とパッケージのオプションが多数用意される。価格および納品リードタイムは、ザイリンクスの販売代理店に問い合わせされたい。
ザイリンクス車載向けソリューションについて
ザイリンクスは車載向けプログラマブル ロジック デバイス (PLD) の世界最大手のサプライヤで、AEC-Q100 認定基準をクリアした FPGA と CPLD の充実した製品ラインナップに加え、車載インフォテイメントおよび車内ネットワーク、ドライバ インフォメーション、ドライバ アシスタンスといったアプリケーションの開発を加速する統合プラットフォーム ソリューションを提供している。ザイリンクスの車載向けプラットフォームは、シリコン デバイスだけでなく、LogiCORE™ や AllianceCORE IP ポートフォリオ、総合的なデザイン環境、スケーラブルな開発キットも備えている。ザイリンクスの車載向け製品に関する詳細は http://japan.xilinx.com/automotive を参照されたい。
※ ザイリンクスの名称およびロゴ、Spartan、ISE などそのほか本プレスリリースに記載のブランド名は米国およびそのほか各国のザイリンクス社の登録商標または商標です。その他すべての名称は、それぞれの所有者に帰属します。
ザイリンクスについて
ザイリンクス社 (NASDAQ : XLNX) は、プログラマブル ロジック ソリューションを提供するリーダである。1984 年に創立され、米国カリフォルニア州サンノゼに本社を持つ。日本においては、1989 年にザイリンクス株式会社を設立し、FPGA および CPLD 製品とその開発支援システムの販売とサポートを積極的に行っている。詳細な情報は Web サイト http://japan.xilinx.com/ で公開している。
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