|
ザイリンクス社 (本社 : 米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ : XLNX) とバンガード ソフトウェア ソリューションズ社 (VSofts) は 9 月 10 日 (オランダ、アムステルダム時間)、国際放送機器展 IBC 2010 において、VSofts の H.264/AVC-I IP コアを使用し、ITU (国際電気通信連合) およびパナソニック AVC-Intra に準拠した極めて低遅延の業界標準コーデックをフィールド プログラマブル ゲート アレイ (FPGA) によって実装することができ、リアルタイム ビデオ ブロードキャスト アプリケーションにおいて、ソースからエンコードされたビデオの遅延が大変低いエンコーダのデモンストレーションを行った。
VSofts のマーケティング担当バイス プレジデントであるフェリックス ネミロフスキ (Felix Nemirovsky) 氏は、「ビデオのキャプチャとブロードキャストにおける技術は急速に進歩しています。『高画質コンテンツ』の取得、編集、アーカイブにおいて、当社の AVC I-フレーム エンコーダを、ザイリンクスの実績があり業界をリードする FPGA に搭載することによって、柔軟性や高いデータレート、リアルタイム性能を実現できるため、市場ニーズの急速な変化に対応することが可能になります」と述べている。
ビデオ キャプチャとディスプレイのニーズが 3D テレビや 4K x 2K デジタル シネマに向けに移行している現在、設計者は FPGA を利用することによって、規格が変わってもデザイン サイクルから生産にいたるまで柔軟性を維持することができ、同時にリアルタイム ビデオを扱うための高性能を実現できる。1080i から 4K x 2K フォーマットへ移行する際、常に 8 倍のスループットが要求され、カメラでは 1.5Gbps から 12Gbps となる。従って、カメラに始まり、プロのスタジオからビデオを渡すコントリビューション エンコーダ、ビデオ サーバー、ポストプロダクション ハウスにいたるブロードキャスト チェーンの各段階においてボトルネックが発生する可能性がある。H.264AVC Intra IP コアは、ザイリンクス Virtex®-6 FPGA が備える柔軟性、パラレル プロセッシングおよび高速コネクティビティの能力を活かし、カメラによる取得からライブ ブロードキャストまでのあいだで起こるエンコーディングによる遅延を大幅に減らすことによって、ボトルネックを克服している。
ザイリンクスの通信ビジネス部門バイスプレジデントであるディーン ウェストマン (Dean Westman) は、「ブロードキャスト業界の進化のペースは、性能、柔軟性、市場投入までの期間のいずれに関しても、特注あるいは標準品のシステム オン チップ ソリューションが対応できる範囲を超えています。VSofts の H.264AVC Intra エンコーディング ソリューションは、放送機器開発者の性能と開発へのニーズに応えるうえで、ザイリンクスのターゲット デザイン プラットフォーム アプローチに含まれる IP が持つ価値を実証しています」と述べている。
ザイリンクス ブロードキャスト ターゲット デザイン プラットフォーム
今年の末に量産が開始される時点で、VSofts の H.264 AVC Intra IP コアは、ザイリンクスのブロードキャスト業界向けデザイン プラットフォームを構成するエンコーディング IP ポートフォリオに加わることになる。この IP コアは、ザイリンクス ブロードキャスト プロセッシングおよびブロードキャスト コネクティビティ キットとともに用いることができる。このキットは、広範なビデオおよびオーディオ アプリケーション用にシステムの迅速な構築や性能の十全な検証を行ううえで必要になる主要なハードウェア/ソフトウェア コンポーネントを統合したものである。これらのプラットフォームには、コネクティビティおよびビデオ プロセッシング IP コアをはじめ、デザイン環境とリファレンス デザイン、オーディオ/ビデオ開発ボードと業界標準の FPGA メザニン カード (FMC) の基本セットが含まれる。
放送機器アプリケーションにおいて、ターゲット デザイン プラットフォームによるアプローチにより、放送機器用オーディオおよびビデオ インターフェイス ソリューションの開発を簡素化できる。標準画質テレビから 3D テレビ、またそれを超える規格をサポートするトリプルレート SDI のようなソリューションを、単一のプログラマブル デバイス上で実現できるためである。また、DVI (デジタル ビジュアル インターフェイス) に急速に取って代わりつつある DisplayPort や、IP ネットワーク上でタイミングと帯域幅の可用性を保証するイーサネット AVB (オーディオ ビデオ ブリッジング) テクノロジなど、新たな規格を可能な限り早い段階で採用することも可能になる。詳細は、http://japan.xilinx.com/esp/broadcast.htm を参照されたい。
VSofts社 について
バンガード ソフトウェア ソリューションズ社 (VSofts) は、OEM 企業、インテグレータ、プラットフォーム プロバイダに、綿密なソフトウェア エンジニアリングが求められる困難な技術的課題を解決するための、ダイナミックかつ市場をリードするソリューションを提供している。VSofts はデバイスおよびハンドセット メーカー、モバイル プラットフォーム プロバイダ、業務用放送機器メーカー、アプリケーション サービス プロバイダ、ソフトウェアおよびサービスのインテグレータ、OEM 企業など、多様な顧客にソリューションを提供している。 VSofts に関する詳しい情報は、www.vsofts.com を参照されたい。
※ザイリンクスの名称およびロゴ、Virtex、Spartan、ISE、そのほか本プレスリリースに記載のブランド名は米国およびそのほか各国のザイリンクス社の登録商標または商標です。その他すべての登録商標は、それぞれの所有者に帰属します。
ザイリンクスについて
ザイリンクス (NASDAQ:XLNX) は、プログラマブル プラットフォームのリーディング プロバイダである。詳しい情報は Web サイト http://japan.xilinx.com/ で公開している。
|