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ザイリンクス社 (本社 : 米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ : XLNX) は 11 月 17 日 (米国時間)、次世代の 100 〜 400Gbps アプリケーションに求められる 28Gbps シリアル トランシーバの性能を実証した Virtex®-7 HT FPGA を発表した。有線インフラストラクチャやデータセンターでは、帯域幅拡大への要求が世界的に起こっているが、28nm FPGA である Virtex-7 HT により、通信機器メーカーはこの需要に対応した広帯域幅を実現するシステムの開発が可能になる。Virtex-7 HT に搭載のシリアル トランシーバは、単一 FPGA 内で利用できる業界で最も高速かつ低ジッタで、オプティカル プロトコルやバックプレーン プロトコルの厳しい要求に応えることができる。
Linley (リンレイ) グループのシニア アナリストであるジョセフ バーン (Joseph Byrne) 氏は、「業界の予想では、1 カ月あたりの世界の IP トラフィックは現在の 15 エクサバイトから 64 エクサバイトへ近づいてゆくことが見込まれています*。そのため、光ファイバやその他既存インフラストラクチャ上での展開が可能で最高水準のシグナル インテグリティと電力効率を備えた、高速シグナルを扱えるより広帯域幅のシステム オン チップ ソリューションへのニーズが高まっています。より多くの帯域を提供するために通信業界がインターフェイスのスピードを 10Gbps から 100Gbps へと高めて行くにつれて、チップ対オプティクス、チップ対バックプレーン、チップ対チップといったインターフェイスの要件が極めて厳しくなります。そのためザイリンクスでは、28Gbps トランシーバを内蔵する Virtex-7 HT を提供するにあたって、消費電力や性能、オプティカル ジッタの制約、インテグレーションのバランスを取ることを特に重視しています」と述べている。
Virtex-7 HT デバイスは、OIF CEI-28G、すなわちオプティカル インターネットワーキング フォーラムの 28Gbps 用の電気インターフェイス共通仕様に準拠した 28Gbps トランシーバを 4 〜 16 個搭載しており、100 〜 400Gbps の次世代システム ラインカードで用いられる次世代の CFP2 や QSFP2 光モジュールにインターフェイスできるように設計されている。Virtex-7 HT デバイスはまた、13.1Gbps トランシーバも最大 72 個搭載しており、最大 2.8Tbps の二重スループットを提供する。これにより、Virtex-7 ファミリは、他社 FPGA 製品と比較して 2 倍のロジック容量と 1.3 倍のメモリ帯域幅、2 倍の電力効率、そして、2.7 倍の広帯域幅を提供する。
シグナル インテグリティのエキスパートであるハワード ジョンソン (Howard Johnson) 博士による、Virtex-7 HT FPGA の 28Gbps シリアル トランシーバのデモンストレーションの動画がザイリンクスのウェブサイトに掲載されている。このデモでは、PRBS31 パターンを使用し、次世代 CFP2 オプティクスへのインターフェイスに求められるクリアでワイドなアイ ダイアグラムと低ジッタ性能を実証している。詳細は http://japan.xilinx.com/28gbps を参照されたい。
Finisar 社の高速オプティクス マーケティングのディレクタ、クリスチャン ウリカリエ (Christian Urricariet) は、「通信機器ベンダは帯域幅へのニーズの高まりに対応するため、100 〜 400Gbps システム カードのデザインに次世代 CFP2 オプティクスを用いることによって、既存のフォーム ファクタと消費電力を維持しながら、フェースプレートあたりの収容帯域を最大化しています。当社とザイリンクスの協業によって、ザイリンクスの低ジッタ シングルチップ ソリューションは、FPGA と CFP/2 モジュール間の 28Gbps での直接接続を提供することにより、高いポート デンシティを実現するよりシンプルなアプローチを提供できるということが分かりました」と述べている。
このデバイスの持つ諸機能により、幅広いアプリケーションに対応できるようになる。29 万ロジック セルを持つ低コストの 100G 「スマート ギアボックス」チップから、87 万ロジック セルを備えた世界初の 400Gbps FPGA までが提供され、100Gbps や 2 X 100Gbps、400Gbps インターフェイスおよび効率的なコネクティビティを備えたアプリケーションから、10Gbps ASIC、ASSP はもちろん、3Gbps または 6Gbps をベースとするレガシー システムのインターフェイスまで、多様なアプリケーションに利用できる。Virtex-7 HT FPGA は、OTU-4 (オプティカル トランスファ ユニット) トランスポンダやマックスポンダ、SAR (サービス アグリゲーション ルーター) に対応する 100Gbps ラインカードや、高いデータ処理能力が求められる低コスト 120Gbps パケット プロセッシング ラインカード、マルチプル 100G イーサネット ポートブリッジ、400Gbps イーサネット ラインカード、19.6Gbps CPRI (コモン パブリック ラジオ インターフェイス) を要件とする基地局やリモート ラジオヘッド、100Gbps および 400Gpbs 計測機器などに利用できる。
ザイリンクスの副社長兼通信事業ユニット担当ゼネラル マネージャのクリシュナ ランガサイ (Krishna Rangasayee) は、「ザイリンクスのユーザー企業は、驚くべきペースで拡大する帯域幅のニーズに直面しています。ザイリンクスはユーザーとの緊密な協業により、次世代アプリケーションの設計を可能にする、Virtex-7 HT FPGA 向けの業界をリードする 28Gbps トランシーバ ソリューションの提供を実現しました。この新製品によって通信機器開発者は、市場投入までの期間を短縮しながら、市場の状況、要件、規格の変化に迅速に対応できる柔軟性も獲得できます」と述べている。
供給体制
Virtex-7 FPGA をサポートする ISE® Design Suite ソフトウェア ツールは本日から入手可能である。Virtex-7 HT デバイスの出荷は 2012 年前半に開始する予定である。
※ザイリンクスの名称およびロゴ、Virtex、ISE、そのほか本プレスリリースに記載のブランド名は米国およびそのほか各国のザイリンクス社の登録商標または商標です。その他すべての登録商標は、それぞれの所有者に帰属します。
* 出典 : Cisco Visual Networking Index: Forecast and Methodology, 2009-2014
プレスキット
ザイリンクスについて
ザイリンクス (NASDAQ:XLNX) は、プログラマブル プラットフォームのリーディング プロバイダである。詳しい情報は Web サイト http://japan.xilinx.com/ で公開している。
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